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【決算情報分析】ファーストリテイリング(FAST RETAILING CO.,LTD.、99830)

 


ファーストリテイリングの会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。

 

会社概要

ファーストリテイリング(FAST RETAILING CO.,LTD.、99830)
設立年月日:1963/05/01
本社所在地:山口
上場年月日:1997/04/02
証券コード:99830
ISINコード:JP3802300008
新市場区分:PRIME
旧市場区分:第一部
業種:小売業
決算期:8月31日
売買単位:100
時価総額:8兆6,396億9,928万(2023年1月12日時点)
IR情報:https://www.fastretailing.com/jp/ir/

 

企業メッセージ

以下、企業ページからの抜粋となります。

トップメッセージ 

 

より良い未来をつくる

2022年8月期のファーストリテイリングは、好調な海外ユニクロ事業に支えられ、大幅な増収増益となりました。現在の店舗数は、海外ユニクロが1,585店舗、国内ユニクロが809店舗(2022年8月末時点)で、海外店舗が国内店舗の2倍近い数字となっています。グレーターチャイナ、韓国、東南アジアに加え、北米と欧州でも継続的に黒字を計上できる体制を確立できたことは、今後の成長にとって大きなプラスです。

さまざまな難問が山積みされている時代だからこそ、人々は快適で安心できる普通の暮らしを求めています。LifeWear(究極の普段着)は、普通の人々の暮らし、生活ニーズから考え抜かれたシンプルで上質な服であり、長く着ていただくことができる高品質な服です。こうしたLifeWearのコンセプトがお客様に理解され、世界中で支持が拡大していることを実感しています。我々はこれまでもグローバル展開に力を入れて成長してきましたが、今後はこれまで以上に注力していきます。特に北米と欧州では出店ペースを加速し、お客様に最も愛されるアパレル№1ブランドになりたいと思っています。北米と欧州での継続的な事業拡大の基盤ができたことで、真のグローバルブランドになる条件が整ったと考えています。

www.fastretailing.com

 

 

売上高の推移

2022年(通期)の売上高は、2兆3,011億2,200万円で、前年度からの増減額は、+1,681億3,000万円となりました。



2018年11月~2022年8月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。

 

 

利益の推移

2022年(通期)の営業利益は、2,973億2,500万円で、前年度からの増減額は、+483億1,400万円となりました。

営業利益率は、12.9%と、前年度の11.7%から改善しました。



2018年11月~2022年8月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。

 

 

純利益は、2733億3,500万円で、前年度からの増減額は、+1,034億8,800万円となりました。

EPSは、2,675円で、前年度からの増減額は、+1,012円となりました。



2018年11月~2022年8月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。

 

 

キャッシュフローの推移

2022年(通期)の営業キャッシュフローは、4,308億1,700万円で、前年度からの増減額は、+18億4,900万円となりました。

営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、18.7%と、前年度の20.1%から悪化しました。

 

 

フリーキャッシュフローは、2185億9,100万円で、前年度からの増減額は、-1,277億8,000万円となりました。

フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、9.5%と、前年度の16.2%から悪化しました。

 

 

配当の推移

2022年(通期)の1株当たり配当金は、620円で、前年度からの増減額は、+140円となりました。


 

ファーストリテイリング(FAST RETAILING CO.,LTD.、99830)の分析まとめ

2022年(通期)の売上高は、2兆3,011億2,200万円(前年度比+1,681億3,000万円)、営業利益は2,973億2,500万円(前年度比+483億1,400万円)、純利益は2,733億3,500万円(前年度比+1,034億8,800万円)と、増収増益となりました。